８月１１日　山の日　空知ホーリーバジルと祈りの会　美唄編

８月１１日　山の日、開拓者・先人・北海道の大地に感謝してホーリーバジルを祈りの中で植えましょう♪空知管内の美唄市に行ってバジルを植えてきました!!

この日は７月２３日の現地視察の日と同様、ジリジリと暑い晴天の日となりました。
開拓者・先人・北海道の大地に感謝してホーリーバジルを植える・・・と言う事で、今回は美唄に有志でご参加くださった方々と現地へ向かいました。

先日の投稿記事　『炭山への祈り』に炭鉱のお話がありますように、当時美唄には炭鉱が3つ存在し、東美唄地区には三菱美唄炭鉱がありました。1913年から歴史を刻み、1944年に戦前最高の189万トンの出炭を記録、三菱鉱業の主力炭鉱の一つとして全国へ石炭が流通されたそうです。

当時は、従業員とその家族を併せ4万人程の人口で町は賑わいを極めました。

そして1972年に閉山。今から、44年前のことです。

炭鉱跡地はメモリアル公園として、当時の建物等を残し歴史を伝えています。

設備や廃屋となった建物は、とても寒々しい景色として映り、今は昔の時代背景を感じさせます。

美唄市民はほとんど訪れないスポットとなっていて、夜には恐怖を体験する為のスポットになっていると言う話も聞きます。

炭鉱メモリアル森林公園

炭山(やま)の碑のお清めをさせて頂いてから・・・

皆さんでホーリーバジルを植えました。

安田さんの炭山の碑は、炭鉱事故により多くの犠牲者が出て、いまだ深い地底に眠る人が居る中、その方達へ空気を送り、闇から吸い上げ、家族の元へお帰りになれるようにとの思いが込められています。

ホーリーバジルのエネルギーが、どうか土地と人の想いを救いあげて下さることを願います。

東明公園の沼　ここは、東明公園の中にあります。この地区は苦しい労働の中過ごされた韓国の方々がいらした地区であるようです。桜の名所でもある公園は、この日は誰もいませんでした。

蓮の花が咲く、美しい沼です

ホーリーバジルは鉢植えにして、沼の淵に置いてまいりました。

今度は開拓の碑　拓の碑と書かれています。

当時の道路・鉄道・炭鉱に至るまで、開拓者はどんな過酷な状況で労働されていたのだろう・・・。

豊かな時代に生まれた私達には計り知れない事です。

この中には、本当にたくさんの外国人の方達もいらっしゃったはずです。

その方々が命を削って作って下さったベースの上に、私達が存在していることを知り、感謝しなくてはなりません。

ホーリーバジルと一緒に、祈りの時間を過ごした後は、アルテピアッツァ美唄でピクニックランチです。

美唄やきとりおにぎり・・・美味しかったねっ!!!

重くて、深い・・・何とも言えない一連の数々を辿った美唄は、灼熱の暑さと明るい陽射とはまるで相反する様な複雑な想いを、私達の一人一人の胸に残しました。

ただ一つ言える事は、私達人間の人生もそうですが、悲しみや苦しみがあったからこそ、光を目指しつかみ取ろうとしするものです。

そして、そこから蓮の花のように這い上がって開花した人生は鮮やかで素晴らしいものであるように、きっとこの地のまだ消えぬ闇に続くようなエネルギーも、光への過程である事を願います。

そして。そこに。エネルギーをリセットして次に繋ぐ・・ホーリーバジル『トゥルシー・・比類なきもの』という奇跡の薬草がきっと働いてくれるものだと信じてやみません。

ご参加の皆様、ありがとうございました。

次は新十津川編に続きます。