活動報告

8月11日 山の日 空知ホーリーバジルと祈りの会 新十津川 玉置編

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8月11日 山の日、開拓者・先人・北海道の大地に感謝してホーリーバジルを祈りの中で植えましょう♪明治の時代、奈良県十津川村から洪水の為移住し開拓された、空知管内の新十津川町に行って歴史に触れて来ました!!

 

美唄の炭鉱の後は、ラムサール条約登録湿地-宮島沼を見学してしてから、新十津川町へ向かいました。

 

宮島沼は美唄市の大富という場所に位置する沼であり、日本国内で最北であり最大のマガンの寄留地です

2002年11月に、「国際的に重要な湿地」として、ラムサール条約に登録されました。

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賢く使う・・(Wise Use ワイズユース)という観点で20世紀に多大に自然破壊を進めたことに対する反省をし、自分達の世代で終わってしまうのではなく、未来に繋げよう・・という事と、この沼を美唄の発展の為に役立てよう・・という賢く使うという保全活用計画のもと、大切にされているスポットです。

 

水面には、青い空と白い雲が映り込み、とても素敵な景色です。

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美唄市は・・・歴史を大切にし、そしてそれを未来に繋げる為に努力されている土地なのである事を感じました。

現地に足を伸ばし、実際の場を感じる・・・。

何かを見て、何かを読んでだけでは得られない、実際の体験と体感はやはり大事です。

 

明治の時代・・奈良県十津川村~新十津川町へ開拓の歴史を訪ねました。

 

明治22年8月、奈良県吉野郡十津川郷一体を襲った大雨により、当時の大惨事は死者168名負傷者20人、流失・全半壊家屋610戸・・・と村が壊滅するほどのものでした。

生活の場を失くした方々600戸2489人が、北海道への移住を決意し、船ではるばる遠く寒い地に向かって来られたのでした。そこで、木を切り開き開拓した場所が新十津川町です。

 

私は足取りを辿りたくて、何度も奈良の十津川には行ったことがあります。

あの奈良の暑い土地から、北海道の厳しい寒さへの適応は生半可なものではなかったはずです。

その地へ移り、開拓して、やっとの思いで育てた稲穂は、今の北海道有数の米どころとなって歴史を繋いでいます。

 

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その物語はNHKドラマ『新十津川物語』として残され、現地では『新十津川物語記念館』として当時を伝える場所がありました。

 

新十津川物語記念館

 

新十津川物語は奈良県出身の児童文学作家 川村たかしさんの著書が原作となります

 

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この場所を伝えるポスターにはこうあります

 

まっ白なキャンパスにも似た新天地に
過酷な運命にも負けず 夢を描きつつ歩んだ先人たち

その歩みは大河の流れの如く ゆっくりやっくりと 大地に確かな足跡を刻み続けた

 

あるときは 数奇な運命に翻弄され また、あるときは 猛々しい自然の貌に怯え

広大なキャンパスに 物語は描き続けられたのだ

 

北海道開拓の歴史をたどるとき 『新十津川物語』は私たちに
先人たちの 開拓にかけた伊吹を 語り伝えてくれる語り部のようだ

 

十津川の神様と一緒に、新天地の新十津川へ
奈良世界遺産玉置神社~北海道新十津川神社(旧玉置神社)

 

当時の移住した方達は、十津川の神様の御霊を分霊してお迎えしました。

 

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奥深い山々を超えて、ターコイズブルーの熊野川を見下ろし、雲海を抜けてやっと辿りつくような場所にある

空海も修行したと言われる霊峰玉置山に在る 世界遺産玉置神社

 

御祭神は国常立尊(くにとこたちのみこと)伊弉諾尊(いざなぎのみこと)伊弉冊尊(いざなみのみこと)天照大御神(あまてらすおおみかみ)神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)

大昔から日本を裏で守って来た神社です。

昔からの人を寄せ付けない厳しい神々の佇まいは、近年、柔らかさと明るさを携えた開かれた神社となってきている。

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先人の方と一緒の気持ちで、プロジェクトの活動も含め、私も十津川と新十津川を何度も行き来してきました。

昨年は記念すべき第一回目の崇敬会の集いが新十津川町で開催され、プロジェクトの運営者で参加させて頂きました。

詳しくは以下、平成27年 第14号にて

http://tamakijinja.totsukawa-web.com/jindainokaze

 

昨年の10月の例大祭に、北海道島松沢のホーリーバジルを御奉納しました。

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弓場宮司さんは一言で言うと改革者。新しい時代に向け、玉置を開かれた場所にしようと邁進されています。

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お神輿隊の最後尾で金の錦の旗を持って歩かせて頂きました。

http://tamakijinja.totsukawa-web.com/jindainokaze

会報誌『神代の風』平成27年 第16号に文章を載せて頂いてます。

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新十津川神社 旧玉置神社へ

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北海道博物館に在る、旧郷玉置神社の分霊を奉安した様子を岸尾森苗直氏が絵馬として奉納したもの

当時の様子が感じられます

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当時のままの狛犬はお社にありました。

伊勢、二見ケ浦の夫婦岩が刻まれています。

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新十津川の歴史を辿ると、明治の開拓期の足跡をそのまま垣間見ることになります。

先人への感謝が自分達の生きる場を大切にすることに繋がり、そしてこの先の未来の発展に繋がるのだと思います。

私たちの世代が知る事により、次の世代に橋渡しが実現することを願います。

 

昨年夏の新十津川の空

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